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見立て遊び
子ども達は日々の遊びの中から色々な事を経験し吸収しています。
社会性を育む遊びの代表といえば「見立て遊び」です。
「見立て遊び」というとなんだか重々しい雰囲気ですが、物を食べ物に見立てて遊ぶ「ままごと」や与えられた役割になりきる「ごっこあそび」がその代表です。
おままごとの遊びを通して、自立して生きるための家事や、家庭内での役割などの社会性を学ぶことが出来ます。
(もちろん、他の子とおままごとをする中で物の貸し借りなども練習できます。)
発達障害の子ども達の中には目の前にないものをイメージする力や、人と関わりながら遊ぶことを苦手とする子達が多く存在します。
そうした子供達にとって「見立て遊び」は難しい活動の1つです。
そういった子ども達のお手伝いをするアイテムが「ままごとセット」です。
本物ではないおもちゃを使うことで、イメージをふくらます手伝いをし、見たことがあるものを思い出すお手伝いをします。
そうすることで、すこしづつ「何かに見立てる」ということができるようになってきます。
目の前にないものをイメージする力は生きていく上で大切なスキルの1つです。
これは勉強したからといって身に着くものでもありません。
大切なのは経験です。
この経験を遊びを通して子供達に積んでいって欲しいです。
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